ティソTISSOT(ティソ)ジュラ地方のル・ロックル、時計製造を語る上で必ず登場する有名なこの町に、1853年、シャルル・フェリシアン・ティソが工場を開いた。 1858年にはその息子シャルル・エミール・ティソが、当時大きな時計市場があるロシアでその販路を広げるためにかの地に赴き、成功を収めたのである。 これは、ティソが創業当初から海外に目を向けたブランド戦略を行っており、伝統にしばられがちなスイスの時計づくりに常に革新の風を送り込む気概にあふれていたことに他ならないだろう。 1889年にはパリ万国博覧会でオール・コンクール賞、1898年にはジュネーブ博覧会で金賞を獲得し、そのイノベーションは既に19世紀に確固たる地位を築いていたのである。 現在もドレスウォッチからテクニカルなスポーツウオッチまで、まさに八面六臂の多彩なラインナップを備えているが、サッカーのイングランド代表であるマイケル・オーウェンやMotoGP参戦のニッキー・ヘイデンをブランドアンバサダーに迎えるなどスポーツとの深い関わりを見せており、特に2000年以降はタッチセンサーを備えたハイスペックの「T-タッチ」シリーズの躍進が目覚ましい。 2008年には、新しいスポーツライン「レーシング」や「T-トラックス」、また2009年以降には待望の「T-タッチ エキスパート」や新たな高性能モデル「シー・タッチ」などが発売された。 ジャンル別一覧
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